夜勤の食欲

個人病院や小規模なクリニックなど、入院病棟のない病院の朝は、開院30分くらい前に出勤し、開院の準備をし、朝の朝礼などで士気を高めるのが朝の仕事です。入院病棟がなく、予約制でもない場合は、その日にどんな患者さんが来るのか、想定することはとても難しいことです。しかし、そんな中、どういった病気がはやっているかなどを分析し、それに応じた支度をしておくことで、患者さんにすばやく対応することが出来ます。ですから、朝の朝礼なども決して無駄には出来ない情報源となります。

これに対して、入院病棟のある大きな病院になると、朝はまったく違います。大きな病院になると、緊急患者が運び込まれてきたりします。ですから、昨日の日勤ではいなかった患者さんが、今日日勤で出勤したらはいっていたということも少なくありません。ですからいつでも、どういう場面でも新しい患者さんに対応できる力が必要になります。また、入院患者がいることから、看護師や医師も夜勤したり、夜に対応するために病院に残っていたりします。患者さんが朝食を食べる様子を観察したり、患者さんが夜しっかり眠れたかどうかの確認などを行ないます。また、患者さんは比較的、看護や医療の体系が薄くなる夜間に急変することもあるため、大きな病院の朝は、気の抜けない時間です。

夜勤の看護師と日勤の看護師が入れ替わる時間帯には申し送りが行なわれます。患者さん、一人一人の夜中の状態を日勤に伝えることによって共有日勤の看護に生かすのです。朝というと一日の始まりというイメージがありますが、大きな病院に勤務している医師や看護師にとっては「夜勤の終る時間」というイメージがあります。また、外来で昼勤務している医師たちも、病棟では朝、外来診察時間外に、自分の担当の患者さんの回診などをおこないます。そういった意味でも、大きな病院に勤務している医師や看護師には朝も夜も関係ありません。

私が看護師時代に太ってしまった原因は、この夜勤でした。急性期病棟でしたらやることが多いので、間食の時間はないと思います。しかし療養病棟はベッド数が多いわりに看護師が少なく、やることもそんなにありません。病状観察が必要な患者さんは、ナースステーション横の部屋に移しますから、常に見回りをすることがないのです。だから、座ると食に走ってしまう・・・。ついつい差し入れに手を伸ばしてしまいます。2交代だから仮眠時間があり、その時間は眠れないので、テーブルの上はスナック菓子でいっぱいになってます。間食って、食欲がどんどん増します。朝も昼も夜も、十分すぎるくらい食べてしまう。反省しきりです。